サブスクリプション
解説
サブスクリプション(subscription)とは消費者が財やサービスを購入するに当たって、具体物としての財の数やサービスの量、回数ではなく、それらを一定期間利用したり享受したりする権限の提供を受け、その資格を期間中保持することに対して対価を支払う契約のこと。略称「サブスク」。元々は雑誌などの定期購読や予約代金などを意味するが、コンピューターソフトの年間契約使用料や音楽配信サービスの定額利用料などの支払いに関する契約に広くとり入れられ始めた。日本では主に後者の契約形態や支払い方式の呼称として用いられている。
サブスクリプション型の月額、年額等の期間を定めた使用料金は、従来のプロダクト販売型の一括払い代金よりも安価に設定でき、導入時の初期費用が抑制できる。
また、顧客のニーズや環境変化に合わせた柔軟なサービス提供や、継続的なアップデートを行うことにより、常に顧客にとってベストな体験を提供し続けることが可能となり、FANを獲得し顧客体験価値の向上に繋げる為の経営戦略として取り入れるケースが増えている。顧客からのフィードバックを従来型のアンケートやヒアリングに頼るのではなく、顧客接点の中で取得することができるデータを活用することで、顧客行動に基づきサービス改善に繋げていくという特徴を持つ。
使用例
昔はソフトはパッケージ売りしかしてなくて高かったけど、今はサブスクで1年使用契約とかできるから、安くて助かるよ。
関連語
- プロダクト販売