スクラッチ開発

読み方
英 語
すくらっちかいはつ
Scratch development

 

解説

スクラッチ開発とは、ソフトウェアやコンピュータシステムをゼロの状態から作り出す開発手法のこと。「スクラッチ」には「最初から」という意味があり、既存のプログラムやパッケージソフトを使わず、完全オーダーメイドでシステム作り上げることからそのように呼ばれる。

利点
オーダーメイドなので、希望通りに作成できる。独自性の高いシステムを作れる。既成のプログラムシステムでは、サービスの提供が終わると使用できなくなるなどの影響があるが、そのような影響をうけない。

弱点
一から制作するので、開発に時間がかかる。そのためスピード感に欠ける。システムエンジニアなど専門知識・技能を持った人しか制作できない。これらのことにより莫大な費用がかかる。

 

使用例

Aさん:既存のシステムを探したけど、使えそうなのがないからスクラッチ開発かなぁ。時間とお金かかりそう。

Bさん:〇〇の部署のシステムは、NOスクラッチで作ってもらったって聞いたよ。早くて安かった上、自分たちで追加、修正もできるようだ。

 

 

関連語

  • フルスクラッチ

    テンプレートやフレームワークを他から一切行わず、純粋にゼロから開発する場合をさす。スクラッチ開発の究極版だが、いずれにしても既成品を用いず開発する方法で、両者に意味の違いはない。