業務効率化を成功に導くデジタルBPOと導入事例

2021.12.13

著者プロフィール

范 蘭芳(はん らんほう)

株式会社InfoDeliver 取締役
COMITX事業ユニット CEO

常に「最⼩コスト」の精神と「Day1(初⼼)」の⼼構えで、将来を⾒据えたお客様のための価値創造と⾃らの進化に挑んでいきます。


 

 

デジタルBPOへの注目度が高まっていますが、いざ自社に導入しようと思うと、「難しそうで二の足を踏んでしまう」という方も多いのではないでしょうか?

実際に導入に向けて動き出すためには、デジタルBPOによってどのようなメリットが得られるのか、知っておく必要があるでしょう。

 

デジタルBPO導入で悩んでいる方に向けて、業務効率化につながる理由やBPOとは異なるメリット、実際の導入事例について紹介します。

導入を検討するうえでのヒントとして活用してみてください。

 

目 次

  • デジタルBPOで業務効率化ができる理由とは
  • BPOとは違う企業メリットについて
  • デジタルBPOの導入事例をご紹介
  • まとめ

 

デジタルBPOで業務効率化ができる理由とは

 

デジタルBPOは、従来型のヒトによるBPOにデジタル技術を組み込んだ新しい形を指します。

従来のBPOも、「業務効率化のために導入した」という方が多いのではないでしょうか。

デジタルBPOを導入すれば、より一層の業務効率化を進めていけます。

これまでヒトの手で行っていた業務をールやシステムを使ってこなせるからです。

 

たとえば、データエントリー業務をBPO化した場合、BPO業者が雇ったヒトの手で入力業務が行われていました。

専門のノウハウを有するBPO専門業者とはいえ、ヒトの手でこなせる業務量には限界があります。

同じデータエントリー業務をデジタルBPO化した場合、データの読み取りや入力までをツールやシステムによって自動的に完了できるようになりました。

これにより「ヒトの手が必要になるのは、最終チェック段階のみ」という環境を創り出せます。

 

システムやツールは、ヒトのように稼働時間が定まっているわけではありません。

急ぎの入力業務が発生した場合、深夜に自動で入力させることも可能です。

またヒトにかかる業務負担が軽減されれば、その分の人材を別の分野に注力し、さらなる効率化を図れるでしょう。

デジタルBPO導入のための、ビジネスプロセス全体の見直しも、業務効率化を実現するための鍵となります。

 

デジタルBPOで業務効率化を目指すのであれば、ビジネスプロセス全体を総合的に見直すことが大切です。

サポートしてくれる業者は、慎重に選びましょう。

 

BPOとは違う企業メリットについて

 

 

BPOにもさまざまなメリットがありましたが、デジタルBPOを導入すれば、これまでにないメリットも実感できます。

デジタルBPOならではの企業メリットを3つ紹介します。

 

★メリット1「オペレーション全体の最適化」

デジタルBPOを導入する際には、オペレーション全体の見直しが求められます。

これまで無駄が多かった業務プロセスや、ブラックボックス化していた部分もすべて見える化できるでしょう。

オペレーション全体が最適化されることで、デジタルBPOを導入した部分はもちろん、それ以外の業務においても効率化できるというメリットがあります。

 

★メリット2「ヒトに頼らない環境の整備」

デジタルBPOを導入すれば、ヒトが行う業務をデジタル技術がサポートしてくれます。

これまで「専門知識を有している特定の個人」が担当していた業務も、デジタル技術の活用によって、「トレーニング期間を必要とせず、誰もが担当できる業務」にできる可能性があります。

特定の社員が退職してしまった場合でも、業務が滞ることはありません。

 

★メリット3「新しい経営戦略の素早い実行」

デジタル技術をフル活用するデジタルBPOだからこそ、「問題を解決したい」と思った段階から、実際にシステムが稼働するまでの期間を非常に短く劇的に短縮することができます。

新しい経営戦略を素早く実行に移せるため、ビジネスチャンスを逃しません。

 

デジタルBPOの導入事例をご紹介

 

デジタルBPOで、新たにAIデータエントリーを導入した生命保険会社A社。

医療診断書と保険申込書の入力業務に多くの人材が携わっていて、業務負荷が大きくなっていました。

より効率よくデータエントリー業務を行うため、COMITXのAIデータエントリーを導入。

入力プロセスにAI×OCRを取り入れることで、従来よりも少人数かつスピーディーに、情報を入力できるようになりました。

また入力する書類に合わせて、より効率的なプロセスを構築。

結果的にデジタルBPOの導入によって、コア業務への人材投入・コスト削減につなげられました。

 

まとめ

 

デジタルBPOが注目されているのは、従来型のBPOよりも多くのメリットがあると見込まれているからです。

従来型のBPOは、コスト削減目的で導入するケースが目立ちました。

しかしデジタルBPOの場合、メリットはコストだけに留まりません。

デジタルBPOを基軸として、ビジネスプロセス全体の見直しや、より働きやすい環境作りを進めていけます。

 

「自社においても、デジタルBPO導入について積極的に検討したい」と思ったときは、株式会社InfoDeliverが提供するCOMITXにお任せください。

BPO、システム、インフラの三位一体でビジネスプロセスの最適化を目指すCOMITXなら、ハイスピード・低コストで確実に業務改革を実現いたします。