コスト削減を目指すクラウド化の導入事例

2021.07.12

著者プロフィール

范 蘭芳(はん らんほう)

株式会社InfoDeliver 取締役
COMITX事業ユニット CEO

常に「最⼩コスト」の精神と「Day1(初⼼)」の⼼構えで、将来を⾒据えたお客様のための価値創造と⾃らの進化に挑んでいきます。

 

 

DX時代に対応するため、クラウド化を進める企業が増えてきています。

またクラウド化を導入する理由として、「コストダウン」を挙げる企業も少なくありません。

コストダウンを実現するためのクラウド化には、どのような課題・メリットがあるのでしょうか?

成功事例・失敗事例とともに、わかりやすくお伝えします。

 

目 次

  • クラウド化の課題とメリット
  • コストダウンを狙った失敗例
  • 業務別導入事例の紹介
  • まとめ

 

クラウド化の課題とメリット

 

前述したとおり、コストダウンを実現するためにクラウド化に取り組む企業は決して少なくありません。

 

これまでは、社内でサーバーや情報システムの全てを保有・管理するオンプレミスが主流でした。

しかしオンプレミスには、以下のような莫大なコストがかかっていました。

 

・システム構築のための初期費用

・導入後の運用費用(維持管理費や人件費など)

・故障した場合の修理費用

・システム拡張に伴う設備投資費用

 

社内で全てを管理する手法にはメリットもありますが、DX時代の変化に付いていこうとすれば、さらに莫大な費用を投じる必要があるでしょう。

ここで注目されるのが、さまざまなコストを削減できるクラウドです。

 

社内にサーバーを置いたり、専用システムを構築したりする必要がないクラウドであれば、これまで必要だったコストの多くを削減できます。

クラウドサービス会社に対して「サービス使用料」を新たに支払う必要がありますが、「自社で全てを管理するよりもコストダウンにつながる」と判断する企業も少なくありません。

 

クラウドであれば、初期費用の負担は軽減できますし、システムの運用についてはクラウドサービス会社にお任せできます。

故障やシステム拡張への対処がしやすいという点も、非常に大きなメリットと言えるでしょう。

 

ただし一方で、以下のような課題もあります。

 

・既存システムとうまく連携できない可能性がある

・ベンダー選びを間違えると、思ったよりもコストダウンできない可能性がある

 

オンプレミスからクラウド化への移行でミスマッチが発生すれば、業務効率が低下する可能性があります。

これまでオンプレミスで当たり前にできていたことが、クラウドでも同様にできるとは限らないからです。

また事前リサーチが甘かったために、コストがかさんでしまうケースも少なくないのが現実です。

コストダウンのためにクラウド化を導入するのであれば、これらの課題も解決していきましょう。

 

 

コストダウンを狙った失敗例

 

コストダウンのためにクラウド化を導入したにもかかわらず、コストがかさんでしまうケースとは、いったいどのような事例なのでしょうか?

「クラウド化でコストダウンになる」という話を鵜呑みにしてしまったC社の事例を紹介します。

 

もともとオンプレミスで顧客情報を管理していたC社。

ある日社内で、コストダウンのためクラウド化を導入することが決定しました。

業界内で人気のクラウドサービスを契約し、ベンダー側に「これまでと同じ環境を整えてほしい」と依頼しました。

C社の業務システムをクラウド上で再現するためには、さまざまなカスタマイズが必要となりました。

この結果、月々の運用費用が非常に高額になってしまいました。

 

C社の場合、豊富なカスタマイズメニューによって、移行時のミスマッチは防げました。

しかし当初の目的がコストダウンであった点を考慮すると、やはり失敗事例と言えるでしょう。

 

コストダウンを意識してクラウド化を進めていくのであれば、業務全体の流れを見直した上で、本当に必要なサービス・システムを見極める必要があります。

 

 

業務別導入事例の紹介

 

 

ではここからは、業務別の導入成功事例を紹介します。

コストダウンの参考にしてみてください。

 

★契約業務におけるクラウド化の成功事例

保険業界に必須の契約業務をクラウド化することで、電子契約が可能になりました。

ペーパーレスで対応できるようになり、これまで紙の契約書をやりとりするために必要であった経費の削減につながりました。

担当者の業務効率もアップし、見えない部分の人件費削減にも役立っています。

 

★バックオフィス業務におけるクラウド化の成功事例

在宅ワークやリモートワークによって多様化した働き方に対応するため、バックオフィス業務にクラウドを導入しました。

勤怠管理や給与計算、会計・経理など、煩雑なバックオフィス業務も、スムーズにこなせるようになりました。

これまでよりも少ない人数でバックオフィス業務を回せるようになり、コストダウンにつながっています。

 

 

まとめ

 

クラウド化でコストダウンできるかどうかは、導入する企業にかかっているといっても過言ではありません。

とはいえ、自社が抱えている課題とその解決策について、プロの視点で判断するのは難しいものです。

だからこそ適切なベンダーを選び、クラウド化だけではなくコストダウンや業務効率改善に目を向けたサポートを提供してもらう必要があるでしょう。

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