デジタルBPOについて解説!進化したBPOと導入方法について

2021.12.06

著者プロフィール

范 蘭芳(はん らんほう)

株式会社InfoDeliver 取締役
COMITX事業ユニット CEO

常に「最⼩コスト」の精神と「Day1(初⼼)」の⼼構えで、将来を⾒据えたお客様のための価値創造と⾃らの進化に挑んでいきます。


 

 

業務効率化やコスト削減の必要性が増している今、注目されているのが「デジタルBPO」です。

とはいえ、「普通のBPOは知っていても、デジタルBPOはよくわからない…」という方も多いのではないでしょうか。

今回は、デジタルBPOについて解説します。

基本知識からわかりやすく説明するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

目 次

  • デジタルBPOとはなにか
  • ペーパーレス化によって解決される課題
  • ペーパーレス化でビジネスを加速させる
  • まとめ

 

デジタルBPOとはなにか

 

デジタルBPOとは、デジタル技術を活用したBPOサービスのことです。

BPOは「Business Process Outsourcing(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)」の略で、これまで社内でこなしてきたビジネスプロセスを外部の専門業者に委託することを言います。

 

デジタルBPOにより、業務プロセスにデジタル技術を組み入れることで、さまざまなメリットが生まれます。

たとえば、AI技術を使えば、これまで難しかった業務も機械に任せられるようになるでしょう。

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を使えば、機械が自動で業務を行う環境を創り出せるようになります。

 

デジタル技術を上手に取り入れられれば、人手不足の解消やコスト削減につなげていけるでしょう。

デジタルBPOの専門会社にサポートしてもらうことで、より一層の業務効率化を進めていけるというメリットもあります。

 

BPOとの違いとは

 

 

現在、従来型のBPOサービスを活用している方にとって、「普通のBPOとデジタルBPOはなにが違うのか?」という点が気になるところです。

両者の違いがわからなければ、サービスの乗り換えを検討するのも難しくなってしまうでしょう。

 

BPOとデジタルBPOの違いは、「業務を担うのがヒトかどうか」という点にあります。

人材のみを提供していた「アウトソーシング」から進化したBPOでは、業務プロセスそのものを外部委託できるようになりました。

そこからさらに進化したデジタルBPOでは、各種ツールやシステムをフル活用して、これまで以上に低コストかつ高効率なサービスを提供しています。

 

データエントリー業務をBPO化している企業は多いですが、この場合、「社内でヒトが行っていた業務を外部企業に委託し、外部企業に勤めるヒトにやってもらう」というスタイルが一般的でした。

デジタルBPOの場合、「データエントリー業務を外部企業に委託する」という仕組みそのものは変わりませんが、業務を主に担当するのは「ヒト」ではありません。

データエントリー業務を行うのに適しているシステム・ツールを使うことで、ヒトの手は最小限になりました。

非常に素早く、より正確に、低コストで業務を進めていける点が、デジタルBPOの特徴だと言えるでしょう。

 

デジタルBPOの導入方法をご紹介

 

デジタルBPOに興味を抱いたら、実際に導入への道筋を探っていきましょう。

デジタルBPO導入で成功を収めるためには、「業務のどの部分にデジタルBPOを導入するのか?」という点が非常に重要です。

 

最新技術が話題になる機会も増えている今、「なんとなく便利そう」という理由で、導入を決断する企業も増えてきています。

しかしどんなツールやシステムも、万能ではありません。

業務の要件に合わせて、フル活用できる仕組みで導入できた場合にのみ、そのメリットを実感できるようになります。

 

自社にとってプラスとなる形でデジタルBPOを導入するためには、まずデジタルBPO事業者の選定からスタートしましょう。

ビジネスアナリストによるサポートを提供している事業者であれば、以下のような点をプロがわかりやすくサポートしてくれます。

 

・どの部分にデジタルBPOを導入すると、業務プロセス改善につなげられるのか?

・現在発生している問題は、どんなシステム・ツールを導入すれば解決できるのか?

・そのためには、どんな準備が必要なのか?

 

「デジタルBPOについて、正直まだよくわかっていない…」という場合でも、安心して導入できます。

 

株式会社InfoDeliverが提供するCOMITXは、ビジネスアナリストによるサポート体制を重視。

デジタルBPOサービスの導入が初めてでも大丈夫です。

それぞれの業務で抱える課題の解決のため、しっかりとサポートしていきます。

 

まとめ

 

データエントリー業務をデジタルBPO化すれば、AI×OCRやRPAの導入によって、業務効率改善を目指せます。

またそれだけではなく、「どのような点を重視するのか?」によって、業務別により良いプロセスを実現できるようになります。

 

デジタル技術を組み合わせることで選択肢が増え、「多少時間がかかっても、品質を重視したい」「とにかく素早く大量の情報を処理したい」など、さまざまなニーズに応えられるようになっています。

 

デジタルBPOの中でも、「特にAIデータエントリーに興味がある」という方は、株式会社InfoDeliverへとお問い合わせください。

COMITXにより、必要な最適なサポートをご提供いたします。