ペーパーレス

読み方
英 語
ぺーぱーれす
Paperless

 

解説

業務文書を紙へ記載・印字して閲覧・伝達・保管していたものをやめ、デジタル機器の画面表示で代替する。デジタルデータのままで扱い、紙を使用しないこと。

利点
用紙や印刷にかかるコストが不要になる。
書類の保管場所や探索にかかる手間など時間的・空間的な負担が軽減される。
電子データは遠隔地の関係者への伝送や共有が容易なため、「会社でないと処理できない」などの作業場所の限定から解放される。
入手や閲覧の権限を細かく設定することが可能なため、セキュリティ上も好ましい環境を創造できる。
経年劣化や汚損、焼失などの心配がない。

弱点
デジタル機器の画面による表示は紙に比べ「並べて見る・見えにくい」などの点が劣り、メモ書きなどの自由度も低いシステムがあるといわれるので、システムの選定では、業務での作業内容・必要な機能・画像処理の品質を検討する必要がある。

 

使用例

申込書をネットで入力方式にすれば、ペーパーレスになって整理が楽だよね。

ペーパーレス化すれば、在宅勤務ができるようになると思います。

 

 

関連語

  • ペーパーレス化

    これまで紙書類で行ってきたことをやめ、デジタルデータを使用する方法へやり方を変えること。企業などでは、紙への印字を行わず、デジタルデータを担当者間で通信ネットワークを通じて送受信し、共有・業務処理を行う方法へ変更することを指す。広義では「電子書籍」「(イベントや交通機関の)電子チケット」「新聞記事のネット配信」もペーパーレス化といえる。

  • ペーパーレス会議

    紙の資料を電子データに置き換え、PCやタブレット、プロジェクター投影などで共有し、会議で紙を使用しない会議のこと。通信ネットワークを使用すれば、遠隔地でも参加できる。