クラウド化がもたらす業務への好影響
公開日:2021.07.05
クラウド化を進める上で、きちんと理解しておきたいのがメリットと注意点です。
クラウド化を導入することで、いったいどのような変化が生まれるのでしょうか?
業務への具体的な影響を知った上で、クラウド導入の具体的な方法についてご紹介します。
目 次
- クラウド化におけるメリット
- クラウド化で起こりうるトラブル
- クラウド化の具体的な導入方法とは?
- まとめ
クラウド化におけるメリット
近年、多くの企業が導入を進めているクラウド化。
導入率が上昇しているのは、そこに確かなメリットがあるからです。
「なんとなく、よくわからないから」「導入の手間が非常に大きいから」といった理由で、後回しにするのはおすすめできません。
クラウド化におけるメリットは、以下のとおりです。
★メリット1「在宅ワークが可能になる」
コロナ禍の今、もっとも注目されているのは、クラウド化による在宅ワークの実現です。
これまで社内で管理してきたシステムや情報を、インターネット上のクラウドで管理するようになれば、「ネット環境さえあれば、いつでもどこでもオフィスと同じ仕事環境が手に入る」という状況を実現することができます。
そのため在宅ワークでありながら従来通りの仕事をこなすことができるほか、通勤に費やしていた時間や交通費などのコストを省くことが可能になりました。
★メリット2「業務効率を改善できる」
クラウド化を効率的に活用できれば、社内での情報共有や必要な資料の入手など、スピーディーに対応できます。
たとえば保険業では、「顧客のもとを訪れた際に、予定外の資料や契約書が必要になる」という場面もあるでしょう。
このようなときも、必要なデータがクラウド上にあれば、その場ですぐにダウンロードをして準備できます。
その結果として業務効率の向上につなげられます。
★メリット3「コスト削減につながる」
社内で専用サーバー・専用システムを運用するためには、各種の運用によるランニングコストが発生します。
サーバーを設置する場所代はもちろん、専任スタッフを雇うための人件費も必要です。
もちろんサーバーやシステムそのものにかかる費用も少なくありません。
しかしクラウドサービスを利用すれば、必要な業務環境がオールインワンで提供されます。
イニシャルコストはもちろん、ランニングコストの削減にもつなげられます。
★メリット4「BCP対策ができる」
クラウド化は、何らかのトラブルが起きた場合の対策にも有効です。
安全な場所にシステム・情報が保管されていれば、インターネットを通じて社外からでもアクセス可能に。
会社がダメージを受けた場合でも、業務を継続しやすくなります。
クラウド化で起こりうるトラブル
クラウド化を進める上で起こりうるトラブルは、以下のとおりです。
・全体を一元管理できない
・コストの増加
全体のイメージをつかまないまま、場当たり的にクラウド化を進めていくと、導入サービスがバラバラになり、全体の一元管理が難しくなってしまう可能性があります。
クラウド化で業務効率を改善するはずが、思い通りにならないケースも少なくありません。
また理想のシステムを実現するため、次々とコストが発生してしまうことも考えられます。
既存のシステムを生かそうと、なんとかがんばった結果、コスト面でのメリットを実感できなくなったという事例も報告されています。
クラウド化の具体的な導入方法とは?
クラウド化にまつわるさまざまなトラブルは、その導入方法について、事前にしっかりと計画を立てることで回避できます。
・どういった目的でクラウド化するのか?
・どの範囲までクラウド化するのか?
・どのような手段でクラウド化するのか?
・クラウド化に合わせて、どのように業務プロセスを改善していくのか?
・どのようなシステムを連携させていくのか?
自社の業務内容に合わせて、これらの点をしっかりと検討していきましょう。
「自分たちでは難しい」と思う場合におすすめなのは、BA(ビジネスアナリスト)に依頼するという方法です。
BAは、各企業の実態・課題に合わせて、必要なシステム・環境を構築するためのサポートをする役目を果たします。
BAがいれば、クラウド化導入までの具体的な流れはもちろん、クラウド化した環境を、最大限生かすための環境作りについてもサポートしてもらえます。
クラウド化によるトラブルリスクも、最小限に留められるでしょう。
まとめ
さまざまな企業で注目されるクラウド化ですが、具体的なプランがないまま導入しても、トラブルの原因になってしまいます。
クラウド導入時には、しっかりとしたプランニングやBAによるサポートを重視しましょう。
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