BPR

 

解説

BPRとは、ビジネスプロセス・リエンジニアリング（Business Process Re-engineering=業務改革）の略。業務の本来の目的に対して、既存の組織や制度を抜本的に見直し、プロセスの視点で、職務、業務フロー、管理機構、情報システムをデザインしなおす（リエンジニアリング）という考え方のこと。
1990年にマサチューセッツ工科大学（MIT）のMichael M. Hammer（マイケル・ハマー）教授が提唱した概念。

BPRが意味する「業務改革」は「業務改善」とは違うものである。業務改善は現状の業務プロセスをベースに、無駄を省いたり手法の見直しを行ったりして業務の効率化を目指すものであり、現状の延長線上で方法や手段を変えることを指す。
一方でBPR＝業務改革は、抜本的に業務プロセスを見直すことをいい、企業が目指す目的を達成するために、現状を否定した観点から業務・組織体制そのものの変革をし、新しい価値や付加価値の創出を追求することを指す。

 

使用例

3年後の目標達成にはBPRが必要だな。抜本的に見直す必要があるね。