人工知能(AI)を利用した最新の業務効率化について徹底検証!

 公開日:2022.05.02

著者プロフィール

范 蘭芳(はん らんほう)

株式会社InfoDeliver 取締役
COMITX事業ユニット CEO

常に「最⼩コスト」の精神と「Day1(初⼼)」の⼼構えで、将来を⾒据えたお客様のための価値創造と⾃らの進化に挑んでいきます。

現在、どの企業でも課題となっているのが、「業務効率化」についてです。

具体的な課題の中身について知り、解決への道筋を辿っていきましょう。

業務効率化について悩む企業が、知っておきたい情報をまとめます。

ぜひ参考にしてみてください。

目 次

  • 企業が抱える業務効率化の課題とはなにか
  • 人工知能(AI)による業務効率化
  • 業務効率化がもたらすメリットの具体例
  • まとめ

企業が抱える業務効率化の課題とはなにか

業務効率化とは、業務プロセスの中の非効率な部分を見つけ出し、それを解消することを言います。

一言で業務効率化と言っても、そのための方法はさまざまです。

自社が抱えている業務非効率の実態を明らかにした上で、必要な対策を講じていきましょう。

たとえば、近年増加しているのが、紙業務に潜む業務非効率についてです。

紙業務に潜む業務非効率の具体例は以下の通りです。

・データエントリー業務の負担が重い

・データエントリー業務がボトルネックとなり、業務全体のスピードが低下している

・目当ての書類を見つけ出すために時間がかかる

・他事務所との情報共有に、時間とコストがかかる

・テレワークが難しい

企業にとって労働力の確保が非常に重要な課題になっている中で、データエントリー業務に人的リソースを集中させるのはもったいないことです。

とはいえ、紙業務がある限りデータエントリー業務を疎かにすることはできません。

扱うデータの量が増えれば増えるほど、課題は重くなっていくでしょう。

紙業務の効率化が進めば、業務プロセスに潜むさまざまな課題の解決につながっていきます。

企業の中には、紙業務以外にもさまざまな課題が見え隠れしています。

業務効率化の第一歩は、どの業務プロセスにどのような課題が潜んでいるのか、見える化することだと言えるでしょう。

人工知能(AI)による業務効率化

業務効率化は、さまざまな手段によって進められます。

たとえば、「無駄な工程を省く」「工程を見直し、順番を入れ換える」といったアナログな方法でも、業務効率化は可能と言えるでしょう。

とはいえ、アナログな方法に限界があるのも事実です。

より一層の業務効率化を目指す企業で注目されているのが、人工知能(AI)を使った方法です。

これまでヒトが行っていた業務の一部に人工知能を用いることで、業務プロセスの効率化や生産性の向上、労働力不足の解消などにつなげていけます。

先ほどの紙業務に潜む非効率を解消するために、おすすめなのがAI×OCRです。

これは画像から文字や数字を読み取るためのOCRに、AIを搭載したツールです。

OCRは比較的古くから存在していた技術ですが、肝心の文字や数字の認識率に課題を抱えていました。

自動読み取りできる文字には限界があり、また異なる帳票に対応するためには読み取り前の設定が必須でした。

せっかく自動読み取りをしても「訂正部分が多くあまり業務効率化につながらなかった」という事例も多く報告されていました。

そんなOCRにAIを搭載したことで、癖のある手書き文字や判別が難しい文字の読み取りも高精度で行えるようになっています。

AI×OCRを使えばヒトよりもはるかに素早く、データエントリー業務を行っていけます。

またRPAなどとの連携によって、より一層の業務効率化を図ることもできるでしょう。

デジタルBPOサービスであるCOMITXを導入すれば、AI×OCRを使ったデータエントリー業務のBPO化を実現できます。

人工知能に関する知識が十分ではない場合も、業務効率化を進める方法がわからない場合でも大丈夫です。

ビジネスアナリストが業務非効率の実態を明らかにした上で、IT技術の導入から用・アフターフォローまで導いていきます。

業務効率化がもたらすメリットの具体例

最後に紹介するのは、業務効率化によって企業にもたらされるメリットについてです。

業務効率化のメリットの具体例は以下の通りです。

・労働力不足を補える

・限られた人的リソースをコア業務に集中させ、競争力を高められる

・働き方改革を推進できる

・従業員満足度の向上につながる

・顧客満足度の向上につながる

労働力が不足する中で、「これまでと同じ形で業務を進めていこう」と考えるのには無理があります。

人工知能を活用すれば、ヒトの手が必要な場面を少なくできるでしょう。

現場が抱える課題を解決できれば、従業員満足度が向上し、より働きやすい環境を実現できます。

スキルや能力のある従業員が定着すれば、顧客満足度の向上にもつながるでしょう。

人工知能の活用によって、より幅広いメリットを得られる可能性があります。

まとめ

業務効率化に関する課題を抱える企業は多いものです。

人工知能は、そのソリューションとなり得る技術です。

導入することで得られるメリットは、企業にとって非常に大きいと言えるでしょう。

「AI導入に興味はあるが、具体的にどうすれば良いかわからない」という場合には、COMITXがサポートいたします。

大量の紙業務を抱える企業のお困り事を、スピーディーに解決へと導いていきます。

業務効率化に向けて、具体的な対策をスタートしましょう。