データエントリー業務のコスト削減方法と事例を紹介

 公開日:2022.01.17

著者プロフィール

范 蘭芳(はん らんほう)

株式会社InfoDeliver 取締役
COMITX事業ユニット CEO

常に「最⼩コスト」の精神と「Day1(初⼼)」の⼼構えで、将来を⾒据えたお客様のための価値創造と⾃らの進化に挑んでいきます。

企業にとって欠かせないのが、データエントリー業務です。

「情報のデータ化は必須だから…」と、つい見て見ぬふりをしてしまいがちですが、データエントリー業務にかかるコストは、決して少なくありません。

データエントリー業務にかかるコストを知り、削減方法を学んでいきましょう。

目 次

  • データエントリー業務にかかるコスト
  • データエントリー業務のコスト削減方法とは
  • データエントリー業務のコスト削減事例についてご紹介
  • まとめ

データエントリー業務にかかるコスト

データエントリー業務の手法には、以下のようなものがあります。

・自社スタッフによる手入力

・アウトソーシング

・AI×OCRによる自動読み取り

どの手法を選択するのかによって、必要なコストは違ってくるでしょう。

社内にて手入力で対応する場合、必要になるのは人件費です。

「データエントリー」というノンコア業務のために、人的リソースを維持するのは大変なことです。

相応のスピードを維持しようと思えば、それなりの人数を確保する必要があり、人件費の負担はかなり大きくなってしまいます。

こうした状況を改善するために、導入が進んだのがBPOです。

「データエントリー業務」というプロセスごとアウトソーシングすることで、社内で「データエントリー業務用スタッフ」を維持する必要がなくなります。

人件費の削減につなげられるでしょう。

ただしこの方法を選んだ場合、新たに、BPO業者に支払うコストが発生します。

大量の紙媒体を扱う企業は、入力するデータ量も多いため、コスト負担が重くなってしまいがちです。

特に近年は、海外人件費の高騰なども影響し、「思ったよりもコストカットにつながらなかった」と感じる企業も増えてきています。

データエントリー業務のコストカットを目指すためには、「現状でどの程度のコストが発生しているのか?」を把握する必要があります。

業務プロセスを明らかにして、発生しているコストを明確にしてみてください。

データエントリー業務のコスト削減方法とは

データエントリー業務のコスト削減を目指すなら、おすすめは「AI×OCRの導入」です。

OCRにAIの機能を組み合わせることで、従来よりも高精度な自動読み取りを可能にしました。

AI×OCRの活用によって、ヒトの手が関わる部分を最小限に止めることができます。

速やかに業務完了できるだけではなく、人件費の削減にもつなげられます。

AI×OCRを導入する場合に必要となるコストは、初期費用とランニングコストです。

コスト削減を目的にAI×OCRを導入するなら、初期費用とランニングコストをできる限り抑えられるサービスを選択してください。

株式会社InfoDeliverが運営するCOMITXは、デジタルBPOサービスとして、AIデータエントリーを提供しています。

COMITXの特徴は、初期費用0円で導入できる点にあります。

導入時に、特別な費用が発生することはありません。

必要な費用はランニングコストのみですが、こちらについても最安コストを実現しました。

1文字あたりの単価は0.2円から、氏名の入力は2円から対応可能です。

COMITXのAIデータエントリーなら、各種業務に応じた複数AI×OCRエンジンの使い分けや、業界・業務専門のオペレーターの最終チェックによって、低価格でも高品質を実現しています。

「コストは削減したいが、品質が低下するのは困る」という場合でも、安心してご依頼いただけます。

データエントリー業務のコスト削減事例についてご紹介

過去にCOMITXを利用した生命保険会社A社では、ビジネスアナリストによる分析の結果、AIデータエントリーの導入に踏み切りました。

対象となったのは、医療診断書及び保険申込書。

業務プロセスが複雑化し高コスト構造になっていたこと、また業務量に応じて余剰人員が発生してしまう点、新たな人員を採用するたびに教育・トレーニング費用が発生する点などが、課題として明らかになりました。

AIデータエントリーでデジタルBPO化することによって、業務プロセスの明瞭化に成功。

またデータ量にかかわらず、余剰人員が発生することもなくなりました。

教育・トレーニングにかかっていたコストも含め、大規模な圧縮が可能に。

サービス導入前と比較して、4割ものコスト削減を達成しました。

まとめ

普段、あまり意識する機会はないかもしれませんが、データエントリー業務には多額のコストが発生しています。

扱う紙媒体の量が多ければ多いほど、その負担は非常に重くなっていると予想されます。

業務にかかっているコストを明確にしたうえで、削減のための一歩を踏み出しましょう。

株式会社InfoDeliverのCOMITXなら、初期費用0円で、コスト削減効果の高いAI×OCRを導入可能です。

導入前に必要な準備から導入後のフォローまで、ビジネスアナリストがしっかりサポートいたしますので、ご安心ください。

データエントリー業務にかかるコストの削減は、これから先の社会を生き残るうえで、重要な課題です。

COMITXがお手伝いします。