BPaaSの導入方法と事例についてご紹介

2021.08.09

著者プロフィール

范 蘭芳(はん らんほう)

株式会社InfoDeliver 取締役
COMITX事業ユニット CEO

常に「最⼩コスト」の精神と「Day1(初⼼)」の⼼構えで、将来を⾒据えたお客様のための価値創造と⾃らの進化に挑んでいきます。


 

 

従来型BPOの代わりに、近年注目されているのがBPaaSです。

導入を検討する際に気になるのが、「導入によって具体的に何がどう変わるのか?」という点ではないでしょうか。

BPaaS導入後の改善点や導入方法、導入事例などをまとめて紹介します。

 

目 次

  • BPaaS導入で何が変わるか
  • BPaaSの導入方法について
  • 実際の導入事例をご紹介
  • まとめ

 

BPaaS導入で何が変わるか

 

次世代型のBPOとも言われるBPaaS。

注目度の上昇と共に、実際に導入する企業の数も増えてきています。

とはいえ、「BPaaSの詳細がよくわからない…」という方も、まだまだ少なくありません。

こうした方にとって重要なのは、「それによって何が変わるのか?」という点を理解することです。

BPaaSの導入によって、ビジネスプロセスやシステム、オペレーションなど、非常に多くの部分が変わる可能性を秘めています。

 

これまでのBPOは、「自社で行っていた業務プロセスを外部委託する」という仕組みでした。

データエントリー業務やコールセンター業務など、BPO会社を利用することで、業務効率改善につなげている企業も多いでしょう。

ただし、業務プロセスを委託するだけでは、効率改善できる範囲には限界があります。

 

だからこそ注目されているのがBPaaSです。

クラウド化に取り組む企業の増加もあり、さまざまな視点からの業務効率化や、課題解決が求められるようになりました。

ITテクノロジーが進化している今、適切なシステムを活用することで、さらに効率改善できる場面も増えてきています。

たとえばデータエントリーは、AI×OCRやRPAを用いることで、業務をよりスピーディーに進めていけるでしょう。

業務プロセスを見直し、システムごと変化させられるのがBPaaSの特徴です。

 

BPaaSを導入すれば、課題を明らかにした上で、その解決のために必要なプロセス・システム・オペレーション等を幅広く変更していけます。

その結果、

 

ペーパーレス化の実現

・データエントリー業務の自動化

・コスト削減(人件費やオンプレミスランニングコストなど)

・在宅ワークの推進

・非対面で完了できる業務の増加

 

このような改善が見込めるでしょう。

 

 

BPaaSの導入方法について

 

 

BPaaSを導入する際には、まず利用するサービスを決定する必要があります。

BPaasによって実現したい未来図は、企業それぞれ異なるもの。

だからこそ、「どのサービスを選択しても同じ」というわけではありません。

 

・BPaaSにはあまり詳しくないが、徹底した業務効率改善に取り組みたい

・イニシャルコストはできるだけ低くしたい

・まずは業務の一部から、段階的に無理なく取り組んでいきたい

 

このような希望を持っている場合におすすめなのは、株式会社InfoDeliverが提供する「COMITX」です。

0円から導入でき、使った分だけ従量課金型でコストが発生する仕組みを採用しているため、初めてでも導入しやすいという特徴があります。

 

具体的な導入方法としては、まずBA(ビジネスアナリスト)との打ち合わせからスタートします。

企業として抱えている問題や解決したい課題をBAと一緒に議論を行い、期待効果も併せて明確化します。その上であるべきビジネスプロセスを定義し、BAが必要なシステム案の作成、、オペレーションの見直しや効率化を図っていきます。

必要なシステムを開発し、導入・運用がスタートしたあとも、検証や改善を繰り返し、さらに自社業務に合ったシステム・プロセスへと進化させられるでしょう。

 

 

実際の導入事例をご紹介

 

BPaaSビジネスモデルを採用したCOMITX。

実際に導入した損害保険会社A社では、煩雑な紙業務に悩まされていました。

契約書や重要書類など、保険会社に紙業務は付きものですが、これが原因で業務の非効率化やブラックボックス化が進んでいました。

 

BAによる業務分析の結果、COMITXは「完全ペーパーレス化」を提案し、それに向けたシステムを構築。

実際に運用をスタートさせた結果、オフィスから紙業務が排除されたため、資料の準備や作成、送付にかかる手間やコストの削減につながりました。

また重要書類がデータ化されたことで、在宅ワークでの対応も可能になりました。

さらに事務オペレーションが簡素化したため、現場のルールを素早く習熟できる環境が整った点も、非常に大きなメリットの一つです。

 

 

まとめ

 

なぜBPaaSを検討する必要があるのか、おわかりいただけたでしょうか。

これまでのBPOではできなかった対策が、BPaaSなら可能になります。

DX時代に対応するため、ぜひCOMITXをご検討ください。

 

COMITXなら、「BPO+システム+インフラ」三位一体での業務効率化・全体最適化を望めます。

BPOにシステムやインフラを組み合わせることで、業務工程全体の見直しができるようになります。

「なんとなく難しそう」と思う方でも心配ありません。

業務プロセスを熟知したBA(ビジネスアナリスト)が徹底サポートいたしますので、ご安心ください。

コストは最小でもパフォーマンスは最高に、業務改善を進めていきましょう。