アジリティ
解説
アジリティとは、「素早さ」や「機敏さ」を意味する単語。ビジネス用語では、激しい変化に即時に対応するための経営や組織運営における「機敏性」という意味で扱われている。
世の中全体のニーズ、取引先の動き、チーム内のモチベーションやそれぞれの社員の能力などから、今最も打つべき手は何かを瞬時に判断し、行動につなげる能力を指す。
アジリティの高い企業、サービスを構築・提供する為には、変化に柔軟に対応できる人材やシステム、インフラ等の要素が重要となり、いかにその為の仕組みを構築し運用できるかが、企業の持続的な成長には欠かせない社会となってきている。その為、不動産やIT資産のオフバランス化、外部のリソースを活用したBPOやSaaS型サービス等を活用し、身軽な組織運営体制を構築しようとする企業が増加している。
クイックネスとの違い
「クイックネス」は、純粋な俊敏さを指しており、ある刺激に対してどれだけ素早く反応できるかを指す。
一方で「アジリティ」は、刺激や障害に対して、どれほど的確に素早く対応できるかを指す。
使用例
アジリティの高い人材を増やしたいが、どうやって育てたらいいんだろう。
関連語
- クイックネス