MVVM
解説
MVVMは、Model・View・ViewModelの3つの責務にGUIアプリケーションを分割するプログラムの構造を表す。これは1つの画面を作成する際、「画面の入出力」、「データ管理/各種処理」、「画面と各種処理の仲介」の3つに分けることで、画面と処理を分離する作り方になり、ユーザーが入力した情報や格納したデータをデータバインディングにて自動的に処理していくことでソフトウェアの保守性、開発生産性を向上させるものである。 MVVMパターンの実装を採用することで次のようなメリットが得られる。 ①役割をソースコードレベルで分けることで変更による影響を最小限に押さえられる ②UI、ロジックを分業化することで、変更箇所が特定しやすくできる といった2点が挙げられる。 「ビジネス・ロジックとプレゼンテーション・ロジックを分割する」という目的とともに、開発者がUIデザイナーと協業でアプリケーションを作っていく未来を見据えたパターンでもある。
使用例
要件に合わせてMVVMパターンをカスタマイズしてみよう。
関連語
- MVC(エムブイシー)